著者の藤田さんは、ご存知の方も多いと思いますが、
サイバーエージェントの代表取締役の方です。
この本は、その藤田さんの
2001年 ~ 2010年 までのサイバーエージェントの歴史を記した本です。
読み始めて、2~3時間で読破。
読みやすく面白かった。
特に興味を持ったのは、「収益逓増モデル」。
ある一定まで収益を上げれば、そこからは全て純利益になるというビジネスモデルです。
これを、藤田さんはメディア事業のアメーバで実現しています。
それを実現するために山あり谷あり、
いろんな試行錯誤があったりと この本にしっかりと書かれています。
本の中盤には、元ライブドア社長の堀江さんの話が出てくるのですが、不要だったんじゃないかと・・・。
藤田さん的には、戦友として堀江さんの話を書かないわけには行かなかったんだろうけど、
個人的には、中弛みしてつまらなかった。
ホリエモンは嫌いじゃないけどね。
彼の目標は、「21世紀を代表する会社を創る」。
いい言葉ですね。
大きく目標を掲げて、それに向かっている人は、やはりかっこいいです。
どんな立場の人間であっても、どんな仕事をしていたとしても、
自分が決してブレることがない 断固たる決意というのが必要なのだと学びました。
この目標が、彼を大きく歩ませる原動力なんでしょうね。
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