【FTP】FTPSとSFTPの違い

2019年1月2日水曜日

FTP FTPS sftp プロトコル

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FTPSとSFTPの違い


会社でSFTPとFTPSの違いを知らない人が多かったので、
SFTPとFTPSの違いをまとめておきます



FTP (File Transfer Protocol)

まずは、FTPのおさらい。
FTPはファイルを転送するためのプロトコル。
クライアント側からサーバー側にファイルを
アップロードしたりダウンロードしたりすることができます。
ポートは、21番ポートを使用します。

FTPは昔からあるプロトコルのため、セキュリティについてはスカスカです。
通信情報はもちろん平文のままですし、
「ユーザー名」と「パスワード」も平文のため、
第三者にパケットを覗かれるとあっという間に情報が抜かれてしまいます。

そのため、セキュリティを考慮し、
ファイル転送の暗号化したSFTPとFTPSが作られました。

FTPS (File Transfer Protocol over SSL/TLS)

FTPで送受信するデータ(ユーザー名/パスワードも含む)を
SSL/TLSで暗号化したプロトコル、
いわばFTPの拡張版になります。

SSL/TLSセッションで通信を行うため、
HTTPS版のFTPといった感じです。

ポートは990番ポートを使用します。

SFTP (SSH File Transfer Protocol)

SSHで暗号化された通信経路を使って安全にファイル転送するプロトコル。
linuxだとsshコマンドで動くので、
sshが入っているサーバーであれば、SFTPで通信することが可能です。

ポートは、SSHと同じ22番ポートを使用します

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