【書籍】 いつやるか?今でしょ! 著書:林 修

2013年10月7日月曜日

書籍

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「いつやるか?今でしょ!」のフレーズでおなじみの
東進ハイスクールの講師 林先生が書かれた本です。

タイトルのとおり、今やろう!と背中を押してくれる本ではなく、
どちらかというと、林先生が人生で培ったことが書かれた自己啓発本っといった感じの本です。

私が、面白いと思ったのは下記の4点。

1.逆算の哲学
できる人間は、必ずゴールを見据えた上で、
今何を行うべき考え行動しているそうです。
直近の目標などであれば、そう考えてやってるなぁという自覚はあるのですが、
林先生が例に出されていた方は、28歳の時に46歳の自分を想定して行動していたそうです。
これまたすごい話ですね。
さすがにそのマネはできなさそうですが、
常に5年後10年後の自分がどうなりたいか想定して、
今を行動することが大事なような気がします。

2.仲間同士で馴れ合うなかれ
馴れ合いが人の価値を下げるというお話。
本当に必要な友人というのは、ごくわずかだそうです。

例えで出されていた話で、
「わりぃわりぃ」って口癖をいう人間がいたら、
それは馴れ合いなっているぞ!と警告する文が書かれていました。
確かに、「わりぃわりぃ」と言っている時点で、
本人は悪いと考えていなさそうですね。
それを許容しているとそれは馴れ合いです。
馴れ合いでは、お互い成長しない。
お互いが切磋琢磨することで成長するんだと思います。

3.おすすめの本は聞かない
本を読むとは、読みたい本を探すところから始まる。
だから、他人におすすめの本を聞くなということです。

私はこれに関しては、非常に同意見です。
そもそも読みたい本というのは、今の自分の感情や状況によって大きく変わると思います。
そんな中、他人にすすめられた本が今の自分の状況と一致するとは限らないし、
それによって、本を読んだときの捕らえ方が大きく変わると思います。
ただ、この本にも書かれていますが、
自分が読みたい本だけを読んでは偏りができてしまう。
なので、自分が尊敬している人が読んでいる本などを観察し、
自分も読むことで、その偏りを減らすことができます。

4.ギャンブルで培った勘と感
東大卒の方はギャンブル好きですよね。
単にギャンブルが好きというだけでなく、
ギャンブルをやったことで、流れがわかるようになったという話です。
今は攻め時なのか、守りに入るべきなのか、感じることができるようになったそうです。
私的には、勘と感で流れを読んでいるのかなぁって感じですかね。


読み終わって、結構面白かったですね。
他にも本を出されているそうで、他の本も読んでみたいですね。

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