【書籍】 どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術 著者：緒方 健介

この本を手に取ったとき、最初に思ったのが、
「人を変えるより、自分を変えろ」という自己啓発本で見られる言葉。
個人的には、この言葉は嫌いではないし、
実際に上司を変えるということはすごく難しい。
そこにエネルギーを使うより、自分を変えた方がずっと楽なんですよね。
とまあ、そんなイメージでこの本を読み出したんですが、
呼んでみると思った以上に面白かったです。

最初に確かにこんな人いるなぁ～っと思えるようなどうしようもない上司を
面白おかしく話をして、つかみをとりつつ、
次にそういう上司とうまく付き合う方法・対処法など、
アドバイスを丁寧に記載されています。
最後に逆の立場になった場合の話で締めてあります。

この人の場合は、入社したときから上司がバカに見えたようで、
正直私には、共感できる部分があまりなかったのですが、
20代のときに読んでいたら、また違った見方ができたかもしれないです。

私はどちらかというと逆で、できる上司が年々バカに見えてくるようになった感じです。
入社時は、すごくできる人で、リーダとして導いてくれる人だったのに
ある一定の地位まで上がると、仕事もそっちで 後輩達にノミニケーションだといって
毎日のごとく、会社の経費で飲みにいったり、
最終的には、ほとんど会社に来ることがなかったです。
そもそもそれを許している社長がどうかと思いますがね。。。

ちょっと話がそれましたが、
自己啓発本というよりアドバイス本といいった感じで、読みやすい本でした。

会社の上司がバカだなっと思い、
それでもまだこの会社にいたいと思ったら、
一度読んでみると良いかも知れません。