Go言語の開発環境構築手順 Linux
今更ながら、Go言語の開発環境を作ってみました。そもそもGo言語とは
2009年にGoogle社によって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。開発当初は、Robert Griesemer氏・Rob Pike氏・Ken Thompson氏の3名で始まったが、
現在は、GitHubでソースコードも公開されており、多くの人が開発に参加しています。
GitHub Go
https://github.com/golang/go
特徴としては、
・シンプルな文法
・実行・コンパイルが速い
・並行処理に優れている
などなど
新しい言語なので、他の言語に比べ比較的優位性があるようですね。
何はともあれ、開発環境は必要なので、構築手順をまとめます。
私は、Linux環境にインストールしたので、
WindowsやMacOSとは手順が違うかもですが、
Linuxならほぼ同じ手順で構築可能かと思います。
■環境
OS:CentOS 6.7
Go:Go 1.10
開発環境構築手順
公式からダウンロード
yumやapt-getでもインストール可能のようですが、どうせなら最新版をインストールした方がよいので、
バイナリファイルを公式からダウンロードします。
ホームディレクトリにファイルをダウンロードします
$ cd ~/ $ wget https://dl.google.com/go/go1.10.linux-amd64.tar.gz
公式のダウンロードページを確認してみると、
2018/3時点では1.10が最新なので、指定してダウンロードします。
ダウンロードファイルを解凍
ダウンロードしたファイルを/usr/local/配下に解凍します。# 解凍 $ tar -C /usr/local -xzf ~/go1.10.linux-amd64.tar.gz # 解凍確認 $ ls -l /usr/local/go/
パスの設定
Goが実行できるようにパスを通しておきます。# パス設定 $ export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin # パスが通ったか確認 $ go version go version go1.10 linux/amd64
毎回exportするのが面倒な場合は、bashrcに記載しておくとよいです。
$ vim ~/.bashrc # 最終行に下記を追加 export PATH="$PATH":/usr/local/go/bin
Hello Worldを実装
サンプルコードを書いてみます。いつものHello Worldを実行してみます。
Goファイルの作成を行います
$ mkdir -p go/src/hello $ cd go/src/hello $ vim hello.go
hello.go
package main import "fmt" func main() { fmt.Printf("hello, world\n") }
ビルド&実行
$ go build $ ./hello hello, world
環境構築完了
意外とあっさり作れましたねぇ。これからいろいろ触ってみると大変かもですが、
とっかかりとしては十分かと。
Webアプリケーションあたりが強いみたいだし、
今後は、そのあたりを重点的に触って見ようかと思います。
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