【Java】 Effective Java 第二版お勉強 builder-On Your Mark

# オブジェクトの生成と消滅

## 今日 読んだところ
 P 11～16

## 項目
 builderについて学んでみる

## builderとは
 デザインパターンのbuilderと同じ

## ポイント
 コンストラクタにしてもstaticファクトリメソッドでもパラメータが多い場合、可読性が落ちてしまう。 
 JavaBeanのようなsetterを用意してあげれば可読性があがるが、必須パラメータの未設定等で不整合が発生してしまう。 
 その場合、buiderを使うことで、可読性とパラメータの安全性を確保することが可能。

■コンストラクタの例
<pre>
Address address = new Address(state, city, town, block, houseNum);
</pre>
この場合、コンストラクタの第1引数から第5引数まで、 
何を設定したらよいのか、コンストラクタを見ないとわからない

■JavaBeanの例
<pre>
Address address = new Address();
address.setState(state);
address.setCity(city);
address.setTown(town);
address.setBlock(block);
address.setHouseNum(houseNum);
</pre>
Beanの場合、セッターメソッドで何を設定したらよいかわかるため可読性があがるが、 
StateやCityが必須だった場合のチェックが行えないため、生成の安全性が保てない。

■Builderの例
<pre>
Address address = new Address.Builder(state, city, town).block(block).houseNum(houseNum).build();
</pre>
こうすることで、可読性とパラメータの安全性両方が保てる。 
例では、State・City・Townをコンストラクタで設定しているが、 
仮に設定しなかったとしても、buildメソッドでパラメータチェックを行うよう実装すれば、 
パラメータの安全性を確保できる

【Java】 Effective Java 第二版お勉強 builder

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