この本も彼の自伝書になり、前回の「起業家」の前身にあたる本です。
彼の学生時代から結婚までをこの本に納められています。
自伝書を読んでいつも思うのが、
だらだらとすごく日々から一転するポイントが誰にでもあるということ。
藤田さんにもそのターニングポイントがいくつかある。
学生時代のバイトの先輩の言葉
渡辺専務への裏切り
0からの起業
堀江氏との出会い
上場へ
そして結婚
特に学生時代のバイトの先輩に言われた
「夢に近づく何かを始めるか、さもなくばこの店に就職しろ」はすごく面白い。
それまで彼は、学校も行かず麻雀に明け暮れた日々をすごしているのだが、
これにより、自堕落な生活だったと改め、自分の夢に突き進むようになる。
いわゆるスイッチが入った状態です。
スイッチは誰にでも押せるのに、押そうとしないのが現実だけど、
彼が押せたのは、やはり周りの人からのアドバイス。
きっかけがあれば人は変われるんだなと再認識したよ。
話の流れは面白いが、
基本、藤田さんは行き当たりばったりな感じが多い気がする。
ストーリーのエッセン的な感じになっていて面白い。
それが彼の性格なだけなのかもしれないけどね。
専門知識がなくてもすんなり読めました。
これを読んで大きなものを得た感じはないけど、
ベンチャースピリッツ的なものが少し伝わってきた気がします。
それだけで十分良かったと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿