コミカルなイラストとSE・プログラマの少ネタが特な方です。
この書籍は、「フリーランスをはじめてみました...」を改題して文庫化した書籍です。
個人的には、タイトル的には改題前の「フリーランスをはじめてみました」のほうがあってる気がします。
彼がシステム会社を辞めてからフリーランスをはじめて、
いくつか書籍を出すまでの自伝書になっています。
「新卒はツラいよ!」がサラリーマン時代の自伝書であれば、
こちらは、フリーランス時代の自伝書になります。
サラリーマン時代の苦労話 → 再就職 × 2 → フリーランスとして活動 →
書籍出版までのいきさつ → いくつか書籍出版 → 増刷 → プライベートなお話 など
といった感じです。
本を読むと、想像以上に苦労されてらっしゃるんだなぁっといった感じ。
意外とびっくりだったのが、
第一子が生まれるというときにフリーランスをはじめたことですね。
覚悟を決めたこともさすがだけど、それ以上にそれを承諾した奥さんがすごいですね。
ちょっと残念な部分があるとしたら、
フリーランスをはじめるにあたり心構えみたいなものは伝わったけど、
教訓みたいなものがあまりなかったような気がします。
ただ、あとがきにも書いてありましたが、
「運のよさ」についての記述はすごくタメになりました。
「運がよいとは、土壇場で助けられることではなく、初期の取り返しのつく段階で失敗して勉強させてもらえること」。
人は成功して成長するのではなく、失敗を糧に成長する。
改めてそう思いました。
あ、あと最後に おなじイラストレータのSE よしたにさんの解説があります。
こちらも面白いですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿