2010年頃でわりと新しい言葉です。
ランキングやレベルアップ等のゲームシステムを利用することで、
多くのユーザーを獲得すること。
もしくは、そのゲーム要素を盛り込むとで、楽しみながら本題に関わってもらう手法を
ゲーミフィケーションというみたいです。
この本は、そのゲーミフィケーションを9つのフレームワークに分けて解説してくれています。
本書もゲームっぽく LEVEL0~ LEVEL5 + FINAL と、
少しずつ難易度が上がっているような感じの目次なっています。
LEVEL 1
可視化、目標
LEVEL 2
オンボーディング
LEVEL 3
世界観、ソーシャル
LEVEL 2
オンボーディング
LEVEL 3
世界観、ソーシャル
LEVEL 4
チューニング、上級者向け
LEVEL 5
ゴール
FINAL
おもてなし
チューニング、上級者向け
LEVEL 5
ゴール
FINAL
おもてなし
この9つのフレームワークが非常にわかりやすい。
各フレームワークを AKBやハーレーなどの話題を活用して、
丁寧に説明してくれています。
個人的に一番興味を持ったのは、LEVEL2のオンボーディング。
高機能だが、ユーザーが使いにくい物ならば、商品の価値が低下してしまう。
それをいかに ユーザーにとってわかりやすく、使いやすく見せるのか、
各題材にあわせて説明してくれているのがうれしいです。
このゲーミフィケーションは、考え方次第では、
ビジネスに大きく活用できると思います。
戦略や物作りをする人には是非読んで欲しいですね。
最後まで読んで納得の1冊でした。
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